個展、無事終了しました

Gallery Mozartでの個展(2021年1月18日〜23日)が、無事終了しました。

コロナ禍の大変な時期だったにも係わらずお越しくださった皆さま、心より感謝申し上げます。
モデルをしてくださった方々を始め、お世話になった沢山の方にお目にかかれ、
懐かしく嬉しくありがたいと思うと同時に、時のながれをしみじみと感じました。
赤ちゃん連れだったり、ご結婚の報告をいただいたり、
関わりのあった方がどんどんと立派になられていく様を、ありありと実感した一週間でした。

少し前の作品から近作までを展示しましたが、近作の水鏡シリーズの方が好評だったようです。
水鏡シリーズを描くきっかけになった作品について、私の拙い説明に耳を傾けていただき、ご共感いただけたこともとても嬉しく思いました。
水たまりへの興味は未だ尽きませんので、もう暫く続きそうです。

ある日の夕方、一番奥に展示していた作品の「雨煙る」について、
「これ鉄板だよね、私もこれよく使うけどね~」と感慨深そうに可笑しそうにご覧になっていた方があり、
お話しを伺うと工事現場で働いていらっしゃる人だったのは、印象深く楽しい出来事でした。

今回は、主に今まで過ごしてきた勤務先に関係する作品をピックアップして展示しましたので「退任展?」と色々な方に言われましたが、やっと自分の時間ができるこれからが活動の始まりだと思っています。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

緊急事態宣言が発令されていたので行けなかったという声を聞きましたので、展示の様子をあげました。
一番最後のオブジェは、私が粘土で作ったキクジロウ(うちのネコ)を、ガラス作家さんがガラスに置き換えてくださったものです。箸置きとして作りましたが、嬉しくて先ず筆置にしてお披露目してみました。
個展が終わった今は、しっぽに菜箸が置かれ、頭にはお玉が被さったりしています。