小さな招き猫「にゃん吉」、今年は椿の蕾と一緒に飾っていただいています。
図らずも、奈良美智さまとの共演です!😄
Author Archives: akamotomachiko
北向きの窓
北向きの窓から入る光には、秘められた清潔感がある気がします。そんな空間内にある机の映り込みは、美しく清楚で魅力的です。
273×220mm
oil painting
まっすぐな祈り
まっすぐな祈り
そこを訪れたのは11月末のよく晴れた初冬。
モン・サン・ミッシェルの建造物を拝観していると、どこからか歌声が聞こえてきました。中世の教会音楽のような旋律で、歌声のする方に向って小さく区切られた部屋を次々と通り抜け進んで行くと、上方にある小さな窓から薄明かりが入る暗い小部屋の中に、ひざまずき手を合わせて祈るように歌っている人がいました。体を小さくして祈る姿とは裏腹にその声は大きく力強く朗々としており、悪いものを追い払うかのように建物中に響き渡っていました。
この祈りの歌声を傍で聞いていただけなのに、私の邪念も追い払われたかのようで、清々しく浄化されたような高揚感が湧きあがり、感覚が解き放たれたような気分になりました。そしてこの場所は、本来は観光地ではなく祈りの場所だったことを思い出しました。
oil painting
憧れのアルハンブラ
黄色の厚い壁は、現実と空想との境目。
丸い窓の外には、いったこともないアルハンブラに似た世界が広がっています。
455×380mm
oil painting
明日が待っている
終業間近の時間帯、いつもは誰かがいて仕事をしている明るいはずの部屋が、その日は照明も消えて薄暗くひっそりとしていました。そっと覗いてみると、窓辺の大きな机に夕方の空が写り込み、一日の仕事を終えた充実感のようなものが漂っていました。
いつもと違う机の印象は、今日の仕事は終わったけどまた明日も頑張ろうねと話しかけてくれたようで、無限の未来につながるその感触を描いてみたいと思いました。
606mm×500mm
oil painting
言葉で作品の説明をすることについて思うこと
ウクライナのバレエダンサーを取り上げたドキュメント番組の中で、表現は蝶のようなものだと言ったダンサーがいました。
私もその通りだと思います。頭の中にある時は自由に飛びまわり踊っているのに、言葉にして外に出すと標本箱に虫ピンでとめられたかのように動かなくなってしまいます。作品について言葉にすると、その言葉にしばられて表現が固まってしまう気がするので、言葉にするのをためらうことが多々ありますが、言葉にすることで誰もがよく分かるように理解が進む場合もあります。
ということなので、4月30日から始まる「SM’art 2025」に出品する作品についての説明です。
今回のテーマは『窓』です。
窓は、部屋の環境に大きく作用します。窓から入る光は、時刻や天気によって部屋の空気を一変します。
仕事の手を休めた時にふと窓の外を眺めたりしますが、そんな時は、雲の流れが早いとか、新緑が濃くなってきたなど自然を感じることができ、ちょっとした気分転換になります。窓の外を眺めていると、旅へ出くなりどこか遠くへ思いを馳せたりしますが、そんな別世界に連れて行ってくれる窓が描きたいと思いました。
個別の作品については、WorkかTopページの作品画像と共に解説予定です。
Aix-en-Provence SM’ART 2025に参加します
(まだ制作途中なので、断言できないのがもどかしいです。)
(PARC JOURDAN Aix-en-Provence)
● HP:https://www.salonsmart-aix.com/artiste.php?id_artiste=1132
SM’ARTホームページの各出展ブースの紹介です。
一番最後のぺージで私の拙作をご紹介いただいています。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りいただければ幸いです。


2025年もよろしくお願いいたします
あけましておめでとうございます。
昨年は色々とお世話になりありがとうございました
本年もよろしくお願い申し上げます。
実家から届いた縁起物の橙を、玄関に飾ってみました。
素敵な年になりますように!
Happy New Year.
Thank you for all your help with the rest of the post.
I look forward to your continued support this year.
I decorated it with oranges, a lucky charm that I received from my parents’ house.
Wishing you a wonderful year
雨のシンフォニー
530mm×652mm
oil painting